※下記の内容は、Novaview®にて記載していた内容となっております。

Microsoft + Panorama Software

 Panorama Softwareは、ビジネスインテリジェンス業界の優良企業として今年で15周年を迎えました。Panoramaの第1世代のOLAP製品(Microsoftにより買収)が作られてから、今日のMicrosoftプラットフォーム用に設計された完全なBIソリューションに至るまで、Panorama Softwareはイノベーションの発信源として高く評価され、戦略的なMicrosoftのパートナーとしてあり続けてきました。

 Panoramaの第1世代の製品は、1995年の3月に市場に紹介され、データベースに蓄積された大量のデータを対象に、企業がスマートに最適化された多次元データベースを展開するために一役買うことになりました。そして、親しみやすく簡単に使用できるEIS (Executive Information System) 環境にて、データを分析のために使用することを可能にしました。1996年の10月、MicrosoftはPanorama OLAPテクノロジーを買収しました。そしてそれをSQL Server Analysis Servicesとして再ブランド化、さらに開発を進め、SQL Serverプラットフォームに統合されました。

 しかし、MicrosoftとPanoramaの関係はそれで終了したわけではありません。ソフトウェア界の巨人はテクノロジーの入手後、PanoramaがMicrosoftテクノロジー上で実行されるクライアントサイドのアプリケーションを開発することを奨励しました。シンプルで使いやすく、1つに統合されたそのクライアントサイド製品 (Panorama NovaView®) は、そのパートナーシップに由来します。そして同じユーザーインターフェースの下に開発と展開を適合させました。

 第3世代の製品は、その数年後にやって来ました。NovaView® Web Intelligence Serverは、MS SQL Server Analysis Services上にて、パワフルで、高度に機能的な分析を行うことを可能にしました。シンクライアントアーキテクチャを使用した、初めてのウェブベースでの展開方式を採用したものでもありました。

 NovaView®バージョン4は、前バージョンを元にして構築されました。このバージョンではNovaView® Smart Reportingが提供されました。フォーマットを作成するインタラクティブなレポート作成ツールとして、今までとは外観が刷新され、高品質なレポートをワンクリックで配布します。

 NovaView® Spotlightは次世代製品の開発の中から姿を現すことになりました。Spotlightは、シンプルで直感的な方法で、個人向けに特化したインサイトをユーザーにお届けします。そして、Microsoft Outlookに統合された形で、それらのインサイトをいつでもどこでも、必要なときに直ぐ使用することができます。

 Panoramaが持つアイデアを具現化した新しく最もエキサイティングな製品、SQL Server、Office、そしてSharePointの最良の部分を一つにする、最もパワフルでエンドツーエンドのBIソリューション、それがNovaView®6.2です。ウェブ環境でのより深い分析の実行が可能になりました。より多くのユーザーをBIに呼び込むために統合されたアプローチを提供し、上級ユーザーにはより大きな力を与え、ファイヤウォールの内側でも外側からでも協同作業を行いやすくします。

 Panoramaはまた、PowerPivot(Microsoftの新しいin-memory engine)との緊密なインテグレーションを示した最初のISVでもあります。ユーザーはさらに洗練された分析を行うことが可能になり、インタラクティブなレポートの作成や、executive dashboardの構築が可能です。それらをチームやグループに向けて、完全にセキュアでコラボラティブな方法ですべてを行い、PowerPivotからネイティブにデータを調達します。

 15年が経過し数多くの事を実現した結果、Panorama NovaView®はビジネスインテリジェンスの進化と革新のコーナーストーンとしての位置に立ち続けています。PanoramaがBI市場をさらに進化させ、Microsoftプラットフォーム上でのさらなるイノベーションをそう遠くはない将来にもたらすことを楽しみにしております。

MSケーススタディ

Panorama SoftwareはMicrosoftプラットフォームを基盤にしてBIを実現します