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  7. うつ病の診断・治療にもBIテクノロジーの利用を検証
2010.12.16

うつ病の診断・治療にもBIテクノロジーの利用を検証。
データ分析が現代の病に挑戦し、根拠に基づく意思決定を支援する。
【Panorama Software Industry News より】

医師はうつ病の診断・治療のために、BIテクノロジーの使用を検討している

 オーストラリアの医師は、鬱で苦しんでいる患者の診断と治療のために、ビジネスインテリジェンスと関連したテクノロジーの利用を検証しています。

 Digital Ecosystemsのリサーチャーと、オーストラリア、パースにあるCurtin University of TechnologyのBusiness Intelligence Instituteはデータマイニングを使用して、患者情報と医師の記録から情報を引き出しています。システムは3種類の患者データと、セラピストと患者の対話の記録を結び付ける役目を果たします。

 「患者は個人向けに高度に最適化された治療を受けることができるようになります。セラピストは根拠に基づいた意思決定を行うことが可能になり、科学者は抑うつの本当の原因を解明する新しい発見を追求することができるでしょう。同時により効果的な治療方法も開発することができるでしょう。」そのようにリサーチャーは結論づけました。

 生理的活動や身体機能と感情を、セラピストからのメンタルヘルスについての情報と併せて検査することで、研究者は患者へのケアを改善するパターンを見抜くことを期待しています。

 多くの産業の企業や組織は、ビジネスインテリジェンステクノロジーを利用した革新的な方法を探究しています。ワーナー・ブラザースでは、ビジネスインテリジェンスを利用して自社商品の海賊版対策を行っています。海賊版やその愛好者を消費者に変えてしまおうとの試みです。

 ソース:
 Fiercehealthit.com