2011.01.27
CIOの意識調査にビジネスインテリジェンスが上位ランクイン
クラウド+BIはSaaS型BIソリューションへと発展する予感
【Panorama Software Industry News より】
ガートナー:CIOの優先事項リストの上位にビジネスインテリジェンスがランクインしている
ガートナーが行った、CIO(最高情報責任者)の今年のITテクノロジー優先事項を測定する調査にて、2011年にフォーカスされるテクノロジーとして、ビジネスインテリジェンスが上位にランクインしました。
ガートナーは2,014人のCIOを50カ国38業種にて調査し、2011年CIOアジェンダレポートを作成しました。そのレポートの中で、ビジネスインテリジェンスは優先事項ランク5位に入りました。多くの回答者が、ビジネスデータのさらなる有効活用に非常に期待していると見てとれます。
優先事項トップになったのがクラウド・コンピューティングであることを踏まえると、SaaS型ビジネスインテリジェンスが今後数年で大きな注目を浴びる可能性があります。CIOの43%の回答には、BIソリューションなどのIT製品の多くが、今後4年間にクラウド上で実行されることになると予想しています。
クラウドまたはSaaSベースの環境のどちらかですでにIT製品を実行していると答えたのは、回答者のわずか3%でした。
企業がSaaS対応ビジネスインテリジェンス製品へ期待しているとのトレンドは、CIO magazineが秋に発行したホワイトペーパーにも反映されています。そのなかでは、回答者の93%が現状ではオンプレミスでBIを展開しているとのことでした。3年以内には23%がSaaSプラットフォーム上でBIを実行することになると答えました。
ソース:
Gartner Newsroom