2011.12.09

来年度注目されるデータ急増の対策とは
【Panorama Software Industry News より】

 企業が生成し保存するデータは短期的、長期的にも事業運営にとって重要な機能を果たしています。来年は情報によって得られる洞察や価値を活用するための実践的な取組みが始まるでしょう。デトロイト・コンサルティングのレポートをご紹介します。

 同社が行った「情報技術トレンド2012」調査の結果によると、来年度は企業がデータ活用を本格的に整備すると予測されており、データソリューションへの投資需要によってビジネスインテリジェンスソリューションの導入が増加する見込みです。

 データのサイズ、量ともに急増し、情報は複雑になっていますが、企業はこれをうまく利用して洞察や価値を生み出すための方法を模索しています。社内および社外の情報源から収集した構造化データと非構造化データの全てについて、この傾向が顕著になっています。

 そのような方法でデータを活用することができれば、情報に基づく的確な意思決定を従来よりもスピーディに行うことが可能になるでしょう。

 また、情報技術ニュースのプロバイダ、ベースライン社の調査によると、来年度BIの機能に期待するという結果が明らかにになっています。デスクトップ、モバイル機器、クラウドでBIを活用するためにプラットフォームの拡張を計画している企業が、全体の33パーセントに上っています。