2012.01.25

ガートナー予測:今年もBI導入は最優先事項
【Panorama Software Industry News より】

 ビジネスインテリジェンスが開発されて長い年月が経過していますが、近年ようやく多くの支持を得るようになりました。BIは2012年度企業がもっとも重要視する情報技術であるとIT調査会社ガートナーが予測しています。

 調査によるとBIはモバイル、クラウド、コラボレーションサービスなど他の情報技術を抜き、企業が優先する項目のトップになっています。他の分野のサービスとBIを組み合わせる企業がますます増加すると見られます。

 ビジネスの重要案件に対応するため、アナリティクス、BI、モバイル、クラウド、ソーシャルといった技術をそれぞれ単体で見るのではなく、これらを組み合わせて有効活用したいという要望が大きくなっています。企業のソリューション導入を増やすには、ビジネスの形態を内部よりも外部との交流を重視した運営形態に変えることが必要です。

 BIはここ数年で数多くの技術革新が行われ、データから洞察を入手し、的確な意思決定に役立てるメリットを実現しています。

 ビジネス面では、企業がもっとも重点的に取組む項目は企業成長であることがわかりました。

 最近ユニシスが発表したレポートにもこの傾向が表れています。特に2012年度の情報技術トレンドトップ10については、企業は従来よりも高度な機能をもつビジネスインテリジェンスの導入を検討していると伝えています。