NovaView® Web Analytics

多角的なデータ分析・集計が誰でも簡単にできる
NovaView® Web Analyticsでは、Webブラウザ上の簡単なマウス操作だけで、さまざまなビジネスデータを集計できます。集計結果は多彩で高度なグラフチャートで表現できるため、アナリストならずとも多角的なデータ分析が可能です。
また、ユーザー負担のより少ないExcel上での分析・集計も可能です。



使い慣れたいつものWebブラウザ上での、クリックやドロップ&ドラッグ操作で、簡単にビジネスデータを扱うことができます。

多次元分析機能

分析の際使用するのが、ドリルダウン・ドリルアップ・ドリススルー・ダイシング・スライシングと呼ばれる、複数の次元を動的に切り替えながら、データを多様な角度から分析する多次元分析機能です。
NovaView®の迅速なレスポンスは、これらの機能を快適に機能させ、高度な分析を可能にします。


多次元分析により、オリジナルのデータを多様な角度から分析することが可能です。

ドリルダウン/ドリルアップ

集計項目(ディメンション)のレベルを変更し分析を行います。例えば、「期間」という集計項目があり、年、月、週という集計レベルがあったとすると、年→月→週と、より詳細なデータを参照する操作をドリルダウン、逆の操作をドリルアップといいます。

NovaView®での操作

四半期データの詳細が知りたい場合、タイトル行右上の「+」ボタンをクリックします。
 
下位レベルの月次データが表示されます。グラフも自動的に切り替わります。
 
ドリルスルー

通常、集計の際はキューブのサマリーデータをもとに集計を行いますが、集計値の元となった 詳細データを取り込むことでより詳細な分析を行います。

NovaView®での操作

目標値に至っていない理由を知りたいので、明細データを見たい・・・・・
 
ワンクリックで明細データを読み込み表示することができます。
 
スライシング

特定の集計項目を固定し、それに集計値の絞り込み分析をおこないます。

NovaView®での操作

特定の2軸「都道府県」と「期間」を固定したうえで、表示させる“面”を切り替えることができます。
 
都道府県ごとの店舗明細データが表示されます。
NovaView®での操作
スライサから表示させたい製品カテゴリを選択するだけで、特定の2軸「地域」と「期間」を固定したまま、表示させる数値を「周辺機器」の売上金額に絞り込むことができます。
 
ダイシング

集計項目を入れ替えて、集計軸の異なるさまざまな角度から分析を行います。

NovaView®での操作

スライサから表示したい項目を表の縦横軸にドラッグ&ドロップすると・・・・・
 
簡単に表示項目の切り替えができます。連動するグラフでクロス集計結果を視覚的にとらえることができるため、高度な分析も気軽に簡単に行うことができます。

目標不達成を視覚的に知らせる「異常値自動検出」機能

様々なビジネスデータに対し「目標値」を設定でき、それに至らない数値を「異常値」とし、警告を発することが可能です。例えば小売業であれば、売上目標をあらかじめ設定し、その目標値を下回った店舗を自動的に検出することができます。

赤字で異常値を知らせます。異常値の設定は、マウスでスライダーを動かすだけで簡単に変更できます。

アイコンで下位階層の異常を知らせる「バブルアップ」機能

異常値自動検出機能を強化する、NovaView® 固有の分析機能として、下位階層に隠れている異常値を、上位階層で認識することができる「バブルアップ機能」があります。

例えば、「東京地区」が売上目標を達成したとしても、その中に「店舗」レベルで目標を達成していないA店があるとします。
従来のツールだと、その都度ドリルダウンしてA店を確認しなければなりませんでしたが、NovaView®では異常値を含む上位データに異常を知らせるフラグを立て、マウスをあてるだけでどの店舗が売上を下回っているのかという明細データも確認することが可能です。

目標値やKPIの不達成を、階層を超えて表示できるこの機能は、さまざまな場面でより効率的な異常値管理に役立ちます。

目標値を達成しているものを黒字で、達成していないものを赤字で知らせる異常値自動検出の他に、その下の階層に目標不達成データを含んでいる場合に「▼」や「!」アイコンで知らせることができます。2003年度の「間接販売」自体は、目標に到達していますが、明細レベルで目標値に達成していないカテゴリがあることがわかります。ドリルダウンして確かめてみると、「間接販売」部門の「OEM」と「卸売り」の売り上げが目標値を下回っていることがわかりました。

データ更新や異常値発生を自動的に知らせる「配信」機能

キューブ更新や設定した「異常値」が発生したタイミング、あるいは、設定されたスケジュールに基づいて、カスタマイズされたメッセージや「ビュー」(分析用に作成される表やグラフが定義された閲覧ページ)を自動的にメールで配信することが可能です。
ビュー表示のフォーマットには2つのタイプがあります。1つめは、静的なドキュメントであるPDFファイルやExcelを添付ファイルとして配信します。2つめは、動的なHTMLやNovaView®のビューへのリンクを配信します。これによって、受信者はNovaView® Web Analyticsを介したビューへのアクセスなどが可能です。

例えば、ある製品の売上が指定の期間に落ち込んだ場合に、関連するユーザグループへ自動的にメールを送信します。PDFドキュメントを添付することで、売上の落ち込み状況を把握することができるため、早急な対策を立てることが可能です。
さらに、毎週月曜日の午前中に分析ビューへのリンクを貼り付けたメッセージを管理職に送信する設定をしておくことで情報共有をすることが可能です。

NovaView®の配信機能を使用すれば、意識せずともデータが変化したことを知ることができ、最適なタイミングで分析結果を把握することが可能です。